女子トレーダーが実践する、集中力を高める3つのポイント(前編)

今日は、大衆から抜きん出る投資家になるために、FX初心者だったころの私が集中力を高めるためにやったことについて、２つの記事に分けて話していきたいと思います。

今回はそのひとつめ、パート１動画です！

この記事は、FXなどの投資に限らず何かを本気で学ぼうと思っている社会人の方や、大学を目指す受験生の方が見ても役に立つ、人生の様々な場面に活かせる内容になっています。ぜひ最後までチェックしていってくださいね！

集中力を高めるために大切な知識は次の３つです。

１．人間は１日に決断できる回数が決まっていて、超過すると精度が落ちる
２．人間の集中力は3秒の邪魔が入るだけで半分以下になる
３．軽い運動とマインドフルネス瞑想で心と体を健康に保ちやすくなる

これらについて、順に解説していきますね。

人間は１日に決断できる回数が決まっていて、超過すると精度が落ちる

よく認知資源という表現もされることがあります。
これはケンブリッジ大学の研究らしいのですが、人は１日に３万５千回の決断をしていると言われています。

「えー、そんなに決断しているの？」

と思うかもしれませんが、例えば
何を食べるか　何を着るか　何を買うか　何をして過ごすか　何時に帰るか　何時に寝るか、何時に起きるか

など、よく考えてみると細かい決断を日々たくさんしているんです。

もっと細かく言えば、ハンバーグ定食を食べるときでも、付け合わせの人参から食べるか、ハンバーグから食べるかとかも決断だし、靴下を右から履くのか左から履くのかも決断です。

そうやって日々の行動を分解してみると、たしかに何回も決断していると思えるでしょう。
その決断の回数が多ければ多いほど頭は疲労し、思考が鈍ると言われています。

つまり、それ以外のことに決断の回数を使ってしまっていて疲れた状態だと、集中したくてもできないということが起こってしまうのです。

だから、起きる時間・寝る時間を固定するとか、服装はある程度のパターンを決めてその順に着るとか、いつどこで何を食べるということもある程度決めておくとか、そういうあらゆることをできるだけ決めておいて、その場その場で判断しないようにすることができると、判断の回数を節約できます。

Facebook創設者のマーク・ザッカーバーグ氏、アップルのスティーブ・ジョブズ氏、実業家のビル・ゲイツ氏は、人前に出るときいつも同じデザインの服を着ていました。
これは、服装の決断をしないということで、少しでも仕事に集中しようとしていたと言われていますね。

このことを理解して、できる限り自分のやるべきことに決断の回数を残しておく工夫をしましょう！

人間の集中力は3秒の邪魔が入るだけで半分以下になる

これはミシガン大学での研究らしいです。

学生を対象にパソコンを使って集中力を必要とする作業をこなしてもらいました。その途中で、広告のような作業の邪魔をするポップアップ画面を何秒出すと、どれくらい作業効率が下がるのかを調べたとのことです。

ポップアップ画面の表示時間を変えていく中で、たった２．８秒で作業効率が半分、たった４．４秒でなんと３分の１になってしまったんだそうです。

つまり、集中して勉強できていたのだとしても、例えばスマホがブルブルと鳴ったのに気付いて気になったり、ちょっとでも中身を見てしまえば２．８秒も４．４秒もあっという間ですよね
それだけで、作業効率が半分や３分の１に落ちてしまうんです。

本気で集中しようと思えばスマホの電源は切るしかない、というか視界から消すしかありません

１つめの決断の回数の話ともつながりますが、勉強中にスマホが視界に入ってしまうだけで「今は勉強中だからスマホは見ない」という決断をしてしまうことになり、１回分決断回数を損するということになります。

だから、電源を切るだけではなく視界から消すということが大切になってくるんです。

もちろん集中力を阻害するものはスマホだけではなく、話しかけてくるかもしれない家族や友人が近くにいても集中力は下がりますし、他にも様々な要因が考えられます。
ともかく、自分が集中したいもの以外の情報を遮断することが大切です。

ちなみに、人間は集中力が続かないようにできている、と言われています。
昔々の狩りをしてくらしている頃の人間を思い浮かべてみてください
木の実を取ることに集中していて、物音に気付かずに肉食動物に襲われた、という場合、生き残ることができませんよね。

当時はそうした集中力を途切れさせることのできる人のほうが優れていて、そういう人間が生き残って、子孫を残していきました。その子孫が私たちなんです。
つまり、私たちも意識的に集中力を持続させるよう努力しないと、簡単に途切れてしまいます。

「私は集中力がある」と思っている人ほど無意識で作業効率を落としてしまっていることもあるので、注意が必要だと知っておきましょう！

軽い運動とマインドフルネス瞑想で心と体を健康に保ちやすくなる

運動をせずにずっと座って本を読んだり、紙と鉛筆で勉強したり、PCに張り付いているのが不健康で、適度な運動が大切なのは説明不要ですよね。

運動で体をリフレッシュさせるのに加えて、頭をリフレッシュさせるのがマインドフルネス瞑想です。
何か宗教っぽい？と敬遠する人もいるかもしれませんが、マインドフルネス瞑想は様々な著名人もおススメしていて、科学的にも有効性が示されているものです。
そんなに長時間やらなければいけないものではなく、５～１０分でも効果があると言われています。

生産性の向上・ストレス軽減・集中力の維持・メンタル強化・リラックス効果もあるマインドフルネス瞑想。
やることは、姿勢を正して座って目をつぶるだけです。

ポイントはひたすら意識を呼吸に集中すること。
頭をリフレッシュさせることが目的なので、できるだけ何も考えないことが大切です。
様々なYouTube動画なども出ているので、ぜひ調べてやってみてください。

終わった後、すごくすっきりしていて、作業効率が上がるのが実感できると思いますよ！

まとめ

最後にもう１度まとめると

集中力を高めるために大切な３つの知識

１．人間は１日に決断できる回数が決まっていて、超過すると精度が落ちる
２．人間の集中力は3秒の邪魔が入るだけで半分以下になる
３．軽い運動とマインドフルネス瞑想で心と体を健康に保ちやすくなる

です。
後編↓も、ぜひ忘れずにチェックしていってください！

o-yuuri0001.hatenablog.com

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